2016年05月22日

「つむぐこまひと」終演!

_20160522_075806.JPG終わりました。
やりきりました。
「つむぐこまひと」

劇的すぎてうまく言葉に現せません。
こんなにも、我が身がぶっ壊れるんじゃないかというくらいに飛び込まないと向かい合えない、大変な作品。素晴らしい作品に関わることができて、とてもとても幸せでした。

高麗郡健郡1300年という凄い式典。
700年続いた祖国が滅び、日本へ渡来してきた人々がかつていたということ。そしてその子孫が実際に今この地で暮らしているということ。
この作品にかける背負うべき思いの膨大さ。
震えました。
役者青山郁彦として、武者震いが止まらない日々でした。

役者、スタッフ、ダンサー、人数も規模も膨大だった、たった一夜だけの舞台。
各方面からバラバラに集まってきた我等。
本番に向かって、日、一日と結束は強まっていきました。

当日、50人が踊るよさこいをスタンバイしながら見ていた時、この日までに貯めてきた自分の中の何が弾けました。
あとはもう、ただただまっとうするだけ。

風も吹き、雨も降りました。
舞台上では戦があり、人が死に、悲しみも沢山ありました。
しかし、空は晴れ、月が出ました。
舞台では、戦うことをやめて、渡来した高麗人・こまひとたちが、土地を耕し、大地を馬で駆け抜けます。

英光の最後の台詞
「人生には沢山の選択がある。どれを選んでもよい。どれも自分の道だ。」

僕の若光は、戦の連鎖を止めるために、命懸けで叫びました。「待て!」と。
若光の声、僕の声がびっくりするくらいに山に響きました。
内乱で父が死に、国が滅び、生き残った我々がまた異国の地で戦いあう。

今、この文章を書いていて、何故だか分からないのですが、涙が込み上げてきて止まらなくなりました。

本当に凄い舞台に関わらせていただきました。
そして僕たち皆で頑張って、本当に凄い舞台になったんだと思います。
空も山も月も神楽殿も、一緒にその思いを受けとめてくれたんだと思います。

お客様の心にも、何か届くものがあったら嬉しいです。
関わったみなさま、本当にありがとうございました。
観劇いただいた皆様、本当にありがとうございました。
そして、主役若光という大役に抜擢してくださった柳戸プロデューサー、本当にありがとうございました!

青山郁彦は、また次の戦いの場へ向かいます。
埼玉から群馬に向かう電車の中で。。

青山郁彦
posted by 青山郁彦 at 08:53| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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